マスターズ・オブ・ユニバース (Masters of The Universe)感想
ヒーマンの冒険みたー
あんまりヒットしてないからすぐに公開終わりそうという話とTwitterで見かけたオススメがちょっと引っかかったのでみにいってみた次第
ヒーマンについてはボンボンSD世代なのであまり馴染みは無い状態。トラビスナイト監督はバンブルビーを観て、監督はNIKE社長の息子だから当時全ての玩具を遊び尽くしたんだろうなあという思い入れを感じさせてくれたので玩具映画なら間違い無いのではという期待感。
で、みてみたところ。
ちょっと微妙だった…。
冒頭の世界観説明くどいなと思いつつと現実世界での冴えないサラリーマン描写、空想家と馬鹿にされてる環境などは微笑ましい感じ。
ただ、、今回都心の映画館がどこも字幕しかなかったので字幕にしたのが失敗だった…。コメディ映画は吹き替えで見ないと間がズレてしまうので笑えるまでいかない…!
なので、その後のちょっと良さげなコメディ描写がどれも滑った感じになってて惜しいことをしてしまった…。
日常に侵略してきた異世界モンスターと成長した幼馴染美女との再会にニヤつきながらもしっかりしたSF飛行機の登場に戸惑い。スターウォーズくらいの文明だったのか…。
その後、レジスタンスとの合流場面
意外と生活できてる。けど主人公たちの行動でアジトがバレてしまって大惨事に…。
主人公の10歳の頃の記憶がいい加減過ぎて、仲間たちをニックネームで呼ぶ場面が、玩具知識前提のおかしさだったようで、イマイチ響かず。
玩具予習しておくべきだった…。
あとヒロイン込みで部屋に閉じ込められたのよくわからないね!勝手に抜け出したから懲罰なの?でも剣は本物だったよね…?
そして悪役たちの殺す殺さない基準が思ってたより優しい。いくらでも悲惨になりそうな場面もあまり人殺しをしないのでそんなにヤバい悪党では無いのかな感。序盤で決めシーンが滑って怒り出す描写があったりと、憎めない悪役にしたいのか、見せしめで殺しはするからやっぱ怖い悪党にしたいのか
その辺がよくわからない感じ。悪役メンツも玩具キャラだから加減調整に苦慮してる感じか?
ヒーマンの覚醒場面。ヒョロガリがムキムキマッチョに!イケてる音楽もかかってついに活躍!
と思ったけど、確かに力強くて頑丈ではあるんだけど、想像してたほどの活躍がない…。
後半で全員の力を合わせることが大事だという話があり、終盤でのマッチョイズムの否定っぽい話を織り込むためにこいつ1人で解決するんじゃねーのと無双感を出さなかった感じなのか?
覚醒した時の無敵感からすると脱出しないで敵の大将来てるのを逆に利用して討ち取るまで行った方がいいんじゃ無いのと思えてしまった。
あまり面白く無い飛行戦闘シークエンス
エアロバイクの戦いはスターウォーズで見たような戦いが続いて、最後に筋肉で止めるくらいか。
ヒロインお父さんが無能扱いが続いてて、でもどの辺がダメなのかが描写足りないので、手が足りない感じなんだし戦闘参加させらばいいのにと思う。活躍しそうになるとヒーマンが邪魔して活躍不足に。
そしてさっきから存在感消してるロボはなんなの?
檻から脱出してスナイパー見つけた後全然カメラが向かなくなったんだけど…。
後半で戦闘機能が解除されて戦闘にも参加するようになるけど、だからといって面白キャラを会話に参加させない理由は納得いかない感じ。
ラスボスがここに来いと宣言。
徒歩で向かう。門番との対決あたりで寝落ち!!
この辺でもう退屈過ぎて集中力持たなかったわ…。戦闘場面も全然新鮮さが無いし。展開がお決まりすぎてつまらない。
父親との再会、いまいち人質として有効活用されてない。ヒーマンの反撃が強すぎて環境破壊で父親死す…ええ…。そんなもらい事故で亡くなるとかあるんだ。ショックで動転してるところに後頭部への一撃で気絶。そこは防御力ないんだ…。そしてラスボスはヒーマンにトドメとか刺さないんだ…。
ラスボス、剣の力を使えずに周囲にパワハラ。特に魔女に対して頻繁にハラスメントしているのでこれは魔女が裏切るフラグなのかな。と思ったら裏切らなかったし魔女はラスボスを回収して続くフラグ立ててた。魔女の思考が謎。ヒーマンは魔女と対話したら仲間に出来たのでは…??
みんなの力で反撃だー
演説があまりピンとこない。人柄だけで押してる?なんかみんなの力合わせたら勝てるよというけど、最初に奇襲された時もそこそこ戦えてたような。何が変わったのか。後半戦を見るに各個撃破戦略をやり返したという事なのか?
あっという間に奇襲成功して見た目以外のキャラ立てが出来てないメンバーの活躍シーンが続く。玩具持ってたら思い入れが出来てて胸が熱くなったのかも!
ラスボス戦へ
丁寧に3対3のバトル。
虎がすぐに存在感を無くす。最後にヒーマンが対話を試みる時にガブガブしてたけど、そのまま倒しちゃったのか?
ヒーマンは剣が割れて死にかける。ここで新しくラスボスが頭の中を覗き見して現実世界に紛れ込む面白シチュエーションが炸裂。ビジュアルは猛烈に面白い!なのにいまいち笑えもしないし絶望感もないのはやっぱり吹き替えにしなかったからか?
自分への問いかけが続いて、最後にはマッチョになりたいわけでは無い、守りたい気持ちが大事なんや、人事部で培った交渉力を見せるぞ!うまく行かなかったです。だって純粋な悪役なんだもん!
えー
えーー…
そこで腕力を背景にして外交に成功したら珍しいヒーローものになったのに。交渉の余地がない敵対国には慈悲なき制裁あるのみなのか。それがアメリカなのか…?
6ヶ月後
平和になった世界で治安維持の仕事についてるらしきヒーマン。変身シーンを見られたくないからみんなから離れるのって裸になるから?なんか恥ずかしがる場面あったっけ?服がビリビリになってショック受けてた会話はあったけど、変身解けたら治ってたしなあ…
ハッピーエンドの後にヒーロー映画的おまけシーン
ヒーマンの姉か妹?のチラ見せ予告。次回は彼女が活躍か。玩具わからないからどんくらい胸熱なのかわからない…。
ここで半分の客が帰った。
まあこの映画はポスクレシーンはないのかな…。
「あるじゃん!」
思わず口にしてしまった。
観客十数人くらいだったけど、わざわざヒーマン観にくるぐらいなんだから映画を最後までみて確認するくらいの映画ファンであって欲しかったような
正直微妙な映画だから無理して残る事もないような気持ち。
Twitter感想で、マテル社の言うことを聞くフリして監督が好き勝手やってるような感想も見たけど、見た感じはだいぶ玩具思い入れ前提の正当玩具CM映画という感じだった。物販でキャラクターの玩具売ってたら魔女とかは買ってたかもしれないかな…。
以上!
追記
話の流れで重要っぽいのは
父親が剣の訓練で情けないところを見て振り向いてもらえなかった
マッチョ願望へ
マッチングアプリでの恋人作りに失敗
現実世界のジムで老齢のボディビルダーからのよくわからない薫陶
ムキムキマッチョに変身するも幼馴染の女の子からは弟だと思ってると言われる
父から死に際にお前の勘違いだよと言われる
ムキムキマッチョのない状態でみんなを鼓舞する為に現実世界での職歴を活かす
ラスボスとの決戦で剣が壊れて、アイデンティティが崩壊し、精神的にも追い詰められる
自己への問いかけの途中で鳥からのアドバイスで、自信を取り戻す
ラスボスに対して戦いではなく交渉を試みる事でマッチョ思想からの脱却
でもまあ話が通じない相手だからマッチョパワーで解決!!
やっぱ最後のオチが微妙だわ

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