名探偵コナンハイウェイの堕天使感想

 


今年のコナンは微妙かな…

全体のテンポが良くないのと話の筋と謎解きがだいぶゆるかったのが残念

バイクアクションシーンについては悪くなかったけど、ストーリーがスッキリしないからクライマックスのアクションに感情が乗り切れず爽快感が足りなかった。


テンポが良くないのは今年は一作目からずっと担当している編集の方から新しい編集な方へ交代してるのが理由の一つかなあ…(テレビコナンでも一時交代されてたけど今は戻っている)

見た感じ、クライマックス意外の場面でのセリフが例年よりゆっくり話しているので、1カット1カットがのんびりした印象になっている。

編集さんはセリフ読みとカットのテンポ感を調整する仕事だけど、やはり長年作業されている人から変わったため、以前までのセリフのテンポが崩れてしまったのではないかと…。


他にも例年より脚本からそのままコンテやセリフに起こしてるのではないかという雰囲気を感じたかなあ。脚本だけ読むと気にならなくても映像にした時に、それって間抜けに見えないか、段取り芝居、説明セリフ過ぎないかを気にして脚本から変えていく調整が足りなかったのではないかな…

話し込む場面も画面の動きがなくて見てて退屈に感じる。


話の筋について、今回は世良の知り合い(でも関係性が薄いから気持ちがあまり入らない…)が行方不明なのを探す筋と首なしライダーの謎を調べる筋、かつての事故でバイクに乗れなくなり、その事故に疑問が残る筋、謎のバイクが連続で事件を起こしてる筋があって、

それらが実は新バイクでつながっているという粗筋のようなんだけど、どれもコナンが介入する動機が弱いので、特に怪しくないのにコナンが盗聴(あんなに距離離れてて盗聴できるのはやり過ぎじゃない?)と勝手に発信機付けて追跡することで無理矢理介入するのが流石に強引すぎる…。

事件への導入が弱いから見てるこっちも感情が乗り切れない…。

あといくらなんでも、推理のために必要な証拠が都合よく同じタイミングで集まり過ぎでは。皆んな考え込むと次から次へと新情報がちょうど良く集まってくるのはご都合主義すぎる

世良の映画への関わり方も、そこまで深い知り合いでもない人が連絡取れなくなって気になるぐらいなので、動機が弱く、今回の過去事件それぞれの謎解きがごっちゃになってどっちの事件が誰に影響してるんだっけ??真犯人はなんで子供達助けたんだっけ??昔悪かった人は本当は悪くないのに殺されたのはなんでなんだっけ?オカルト雑誌という回りくどい方法でダイイングメッセージ出したのはどっちだっけ?タトゥーの模様がどうして車についてたんだっけ??逆か??見ていくほどに混乱する作り。

これだと、この映画世良は居ない方がスッキリとまとまったんじゃないのとまで思ってしまう。。


他に気になったのは

コナン独特の世界観のせいで、よくわからなくなってるのがバイクが事故った後派手な爆発が起きて、観客オオウケとなるのだけど、どうやらそれを不審に思ってコナンはバイクに爆弾が入っているのに気がついたみたい。でも映画コナン世界では爆発するのが当然みたいな受け取り方してたから、そこで爆弾見つかる流れが急展開に感じてしまう。。


ご都合主義の展開に見える描写の数々についてはコナンたちが補足する一言を付け加えるだけでも違和感は減ったはずなので、その辺も脚本に書かれていなくても演出で付け足せたんじゃないのと思う箇所ではある…。「バイクがあんなに大きな爆発するなんて妙だな…」というくらいの事でもいいので…


あとは今回場所の移動が頻繁で、キャラ名だけでなく地名のテロップも必要だったのでは…。神奈川県警と警視庁を行き来してる?よくわからない。

子供達、箱根と横浜を行き来してるようだけど、隣り町くらいの距離になってない?、

高速道路で1時間は近いといえば近いかもしれないけど神奈川県民としては気になる距離感の描写。


まだあるのが、千早が知りたかった弟の最後のセリフ。実はこう思ってたよなよくあるパターンではあるんだけど、下げてからあげる内容なのがもうわかってるから、そこまで引っ掛かりを覚えない…。

その言葉を知って頑張れる千早なんだけど、自信がないと言う作戦、それ普段から千早の出鱈目な走行シーンと映画コナンって事考えるとそんなに一か八かみたいな計算になる?と見ててこっちも危機感麻痺してしまってる。ヘリとの高度が合うかどうかが一か八かなのかな。橋桁渡るのも大ジャンプするのもヘリに突入するのもそれぞれは自信ありそうな気がするw

その後のコナンくんがヘリの操縦する無茶シーン。ヘリの操縦は両手の操縦桿とレバーと両足のペダルが必要なんだけど、コナンくん足届かないから操縦無理なのでは…。


今回、座組として千早と重吾がメインキャラに選ばれたのは攻殻機動隊の声優コンビをやろうとしてたんだろうけど、田中敦子さんが亡くなられたので残念ながらよくわからない感じになってしまった。声優コンビのエモさがあれば色々気になるところはあるけど1億点加点出来るからOKという風になれたかもしれない…。


色々気になるところが多過ぎて入り込めない映画でした。





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