映画『国宝』感想
観たみたいという母親と一緒に正月に観賞。
上映から半年経って1日2回上映だけど、客席は満席で高齢の方々が詰め掛けてた。
上映時間3時間だけど、アバターほど長いなあとダレる感じはなく、座席に座り続けるお尻の辛さで時間を感じるのみ。ただ、流石に途中退席していく人はチラホラだし、エンドクレジット入ったら急いででていった人たち多かったので休憩時間は必要かも。
ビッグコミックスピリッツ連載のコミカライズは読んでたので、血が欲しいんやと娘に手を出して蹴り飛ばされる場面までは展開把握してた。
ストーリー面ではコミカライズの方が丁寧だけど、映画はその映像が圧巻だった。
歌舞伎の世界を内から外からと見せていく流れの中で、舞台の上が一番晴れやかに映されて、集中して見入ってしまう。照明の陰影の綺麗さや衣装の美しさ、演目のギミックとそのストーリーが本編の心情を表すところ。すべてちゃんとしてて素敵。
ラストの国宝シーンだけ老け方がピンと来なかったかな…。万菊のたたずまいと芝居が良すぎて、そのレベルに匹敵するとは感じられなかったのが原因か。
それでも主演の仮面ライダーメテオ吉沢亮とトッキュウ4号横浜流星は歌舞伎役者にしか見えない憑依っぷりがめちゃくちゃすごい。
これは自分の問題なんだけど、いつも人間を雰囲気で見分けてるから時々主演の2人やヒロインの2人の装いが似てる時になると見分けがつかなくなる。その時に背中の刺青の有無で見分けが付いたのはとても助かった。原作は小説だから映画のために作ったギミックではないんだろうけど、おかげで瞬時に人物が特定出来て良かった〜。
歌舞伎が、芸が、うまくなっていくというのが素人が見ても分かるのか、歌舞伎の言い回しは独特でガイドなしでも理解できるのか、その辺の難しい課題を何とか乗り越えて見えてるもとても良かった。
最後にエンドクレジットの短さにビビる。サムライタイムスリッパー以来の実写邦画だけど、アニメや洋画に比べて人数少ないなあ…。


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