映画 羅小黒戦記2ぼくらが望む未来 感想

 

評判が良いので映画の日に1000円で観賞

満席でした。七割が女性客で上映終了時には周りの女性客はみんな泣いてました。

前作は吹替版上映時に全シーンがナルトの神回みたいな作画で動いてるという評判が気になって見たらホントに凄くて驚いた記憶。

今回上映前に最初に作られたウェブアニメ版に吹替が入ってTV放送されたのを観てから行こうと思っていたんだけど、TV放送の1話(ウェブ版の数話分が入ってる)を観終えたらあまり面白く感じなくて挫折して、そのまま2も観てなかった…。

しかし公開後にエモイだの裏設定だの切り抜きのめちゃ動いてるシーンだのが元Twitterで流れてきて見たくなった次第。

実際見たところ、上映前のたくさん出てくる出資企業名に懐かしさを覚えつつも、導入の軍隊vs異能バトルの戦いが良すぎて釘付け。

一作目はキャラの説明や世界観の説明などでテンポ緩かった部分もあったけど、今回は説明済みなので最初から飛ばしまくってる。

最初のアクションから中盤の追いかけっこアクション、ラストの2ヶ所の場所で繰り広げられるアクションとどの場面も新鮮な見せ方が続いて、、1カットで延々と続くアクションが凄すぎる。

アクションで終わるかと思ったら、ラストはしんみりとした人情描写で締めてて、エモい。そのあたりになると周囲からすすり泣く声が聞こえてくる…。

最後に今回の新キャラの生い立ちを説明セリフ無しで見せていくのが良かった〜

ラストも最初の地点に帰ってきたら、最後まで見たら気がつく描写で更に心を温かくしてくれる。

前作はアクションすごい、キャラクターかわいいという印象で、ちょっとしか出番ないキャラはもっと見たいなという気持ちが残ってて、今回はその気持ちをすくってくれて、更に多くのキャラが愛おしくなる作りになっててとても良かった。

キャラに焦点当ててるけど、起きてる出来事は同化政策と少数民族への迫害をモチーフにしてて中国ならではの問題を取り上げていてその辺も作り手たちの気持ちがこもってるのを感じられた〜。

おそらく有るであろう次回作も楽しみに待ちたい！

感想文書くの疲れて１ヶ月くらい寝かせてしまったけどなんとか記録完了