新世紀エヴァンゲリオン劇場版シト新生リバイバル上映感想
冒頭で鶴巻監督からの詫びコメントからスタート。斬新。思い出話に花を咲かせる。
昔は最初に魔法学園ルナのショートムービーがあって最初はイラついたけど実際見たら笑えて面白かったなあ〜。
当時は座席予約できないから朝渋谷の東急映画会館?に行ったら長蛇の行列で、一回分待たされて次の回を見たものだわ。その経験から夏エヴァは始発で行ったら友達が先に並んでるのを見つけて横入りした事とか思いだす。
寝不足だったのもあって寝不足だったのもあってDEATH編で寝落ちしかける。
流石にTV冒頭の流れは何度も見過ぎて飽きたのか…
今回のDEATH編は2回修正されたものなので初見時に見たアスカへの追い込みがキツいやつがなくなっててそれを再見出来ないのが残念。
公開時は作画に疎くて、新規作画は新シーンしか分かってなかったから(REVIVAL OF EVANGELIONの時もよくわかってなかった)、綾波の微笑み作画をちゃんと噛み締める事が出来た。TVの作画も好きだけどね…
時系列を表記的には転校前のシンジの演奏に何故アスカとレイが混ざるのか何故なのかは今回もわからんかったから考えるのをやめた。レイが混ざってくる場面のアスカの態度はむかしよりキツく感じる…。
というか昔見たときより女性キャラ全員キツい。シンジだけ当時と変わらず可哀想な印象のままで、周りからのパワハラセクハラが辛すぎる。なんでこの子が報われないんだ…。
各声優の演技について、特にアスカが当時よりも芝居に違和感があり。現在までに一番演技の方向性が変わったのがアスカという事なのかな…
REBIRTH編、冒頭や後半のミサトさんからの謎解き説明セリフは未だにショックで、散々伏せてた設定を一気にセリフで説明しちゃうんだ。全然カッコよくない…と今でも思う。
NERV本部のシーンはTVから通してずっとバンクシーンが続いてすごい落ち着く。クオリティを落とさずアニメを作るには演出テクニックで解決するという部分が今のアニメでは全然見なくなってしまった事に寂しさを覚える。
先週リバイバル上映のパトレイバー劇場版みた流れだったので、作監の黄瀬さんの絵をずっと浴びる劇場体験でもあった。キャラ設定と全然絵が違う!でもめちゃ上手いので納得させられる!作監で作画違うのも今では見かけなくて新鮮だなー
中盤のNERV襲撃シーン、当時はショック受けたけど、後にあの場面は岡本喜八監督の沖縄決戦からの引用だと識者からのアニメしかみてないオタクたちへのマウント記事を読んで、アマプラ配信された後に沖縄決戦と日本のいちばん長い日を見て、今回見たわけだけど、今回もショックだよ!NERVの人たち可哀想すぎる…
終盤、磯作画の弐号機大暴れシーン、公開直後にネット掲示板(ニフティだったかも?)ではスマートな体型が怪獣みたいなスタイルに作画変更されてるというので、結構怒ってる人たちが居たんだけど、今では神作画まとめで切り抜かれるくらい素晴らしい場面として祭り上げられてることに諸行無常。
最後のエヴァシリーズ登場場面。ダミープラグにカヲルと書かれてると言う話あったけど、今回もわからず。エヴァ量産機は公開前にデザイン発表されてて、色指定については公募で決めるという雑誌記事があったんだけど、検索してもその話が出てこない。幻じゃない、俺は確かに見たんだ!という気分になる。結局公募色指定使ったのかを確認したいだけなんだけどね…。
ラストの魂のルフラン流れる場面でやっと来たなと嬉しくなるかと思いきや、胸に謎の痛みが走る…!
どうやら未完のショックは身体が記憶してたらしく、今でもトラウマのままだった模様。克服できてないとは…。
上映終了後に周りを見ると平日夜とはいえ、20代くらいの若者たちしかいない!オッサンは数人しか居ない…!
同窓会気分だったのにすごい場違いな気がしてきてクラクラする。
恥ずかしい。情けない。なんで若者ぶって混ざってしまったんだろう。エヴァはとっくにオレたちのものではなく若い人たちのものだったんだ。アニメ版と言わずにTVアニメ版と言い続ける老害ははやく去ったほうがいい
EOEの再上映は内容が嫌いなので行かないつもりだったが初見のヤングたちの反応は見てみたいので最後尾席とって後方俯瞰して見に行こうか考えてます…。

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